わたしたちについて。

そんなお茶の産地、入間市ですが、お茶畑のあいだに所々畑が点在していて、ファムファームではそんな畑を数カ所借り、野菜を作っています。一枚一枚の畑は小さく、大きくても４反（1200坪）ほど。小さい畑は１反（300坪）ほどです。少量多品目での栽培ですのであっちこっちの畑に色々な野菜が植わっていて、収穫の日はそれぞれの畑をまわりながら収穫していきます。効率は悪くなってしまいますが、これも日本の農業のかたちの一つだと思います。

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新規就農するにあたってまず一番苦労したのが畑探しでした。農家出身でない者はそう簡単には畑は借りられないのです。時間をかけてじっくりと、そしてなにより多くの方々のご協力のおかげで少しずつ少しずつ畑を増やす事ができました。農林振興センター、入間市農政課、そして入間市の有機農家加藤ファームさんには特にご尽力いただき本当に感謝しています。

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就農し10年ほど経ちましたが、状況はだいぶ変わったように思います。農家の高齢化はますます進み、畑を借りて欲しい、という話しが沢山届くようになってきました。

土は何千年、何万年もかけて作られた大切な資源です。農地を守る事も自分の大事な使命と考え、小さい力ではありますがお役に立てればいいなと思っています。本当に小さな力ですが。

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まずなにより、新規就農で農業を始めたいと言っている若者の僕を信用していただき、畑を快く貸していただいている地主さんに心から感謝しています。